研究課題/領域番号 |
16K16685
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
|
研究機関 | 南山大学 (2018-2019) 山口大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
中尾 央 南山大学, 人文学部, 准教授 (20720824)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 考古学の哲学 / 考古学の歴史 / 考古学史 / 哲学 / 考古学 / 日本考古学史 / 人文学 |
研究成果の概要 |
本研究は考古学を中心として,その歴史,理論的基盤を哲学的に検討することを目指した.特に注目したのが,考古学における人文,社会,自然科学的側面が相互に関連し合うという特徴であり,同じ分野の中でそれらの異なる側面がどのように関係し,またどのような関係にあるべきかを考察した.主な成果としては,まず日本考古学の歴史的側面(プロセス考古学やポストプロセス考古学といった海外での理論的動向に対して日本考古学がどう対応したか)を考察し,論文と書籍にまとめた.理論的基盤に関する哲学的考察も同時に行い,論文を投稿することができた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は考古学理論・実践の歴史・哲学的考察を第一の目標にしていたが,生物学や物理学など,さまざまな科学技術に対する哲学的・歴史的分析が行われている中で,世界的に見ても,考古学に関するこうした分析は決して多いとは言えない状態である.また,考古学という営み自体,世界各国で多様性が見られる.本研究では主な対象として日本考古学(特に日本考古学と世界考古学の関係)を取り上げたが,こうした意味でも本研究の成果は一定の意義をもつと考えられる.
|