研究課題/領域番号 |
17J40016
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 清泉女子大学 |
研究代表者 |
茅根 紀子 清泉女子大学, 人文科学研究科, 特別研究員(RPD)
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研究期間 (年度) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アントニウス会 / ピエモンテ / ゴシック聖堂 / ゴシック壁画 / 聖アントニウス / 図像サイクル / スーザ谷 / アルプス / ゴシック聖堂壁画 / ゴシック / 聖堂壁画 / 山 / 写本 |
研究実績の概要 |
①スーザ谷西部を中心に、以下の聖堂の撮影を行った。ノヴァレーザ:Abbazia die SS. Pietro e Andrea、Chiesa ed ex convento di San Francesco、Priorato di San Saturnino、Certosa della Madonna della Losa モンチェニジオ:Parrocchiale di san giorgio martire フォレスト:Cappella della Madonna delle Grazie ラマツ:Cappella di S. Andre 初年度からの調査と合わせ、スーザ谷のゴシック壁画作例をほぼ網羅することが出来た。 ②スーザ谷のアントニウス崇敬の伝播において中心的な役割を果たしたと考えられるアントニウス会ランヴェルソ分院の西正面ポーチのリブヴォールトには、15世紀末にルネサンス様式によって描かれた聖アントニウス伝のフレスコ画が描かれている。アルプス史研究会(於:京都教育大学)で行った研究発表において、本フレスコ画の詳細な記述を行った。 ③15世紀のランヴェルソ分院長モンシェニュは、分院の改築事業を行った他、アントニウス伝図像サイクルを写本や壁画で注文制作させたが、自らの所領地であるパルマ、パドヴァ、トリノの視察を行った際に旅行記を残しており、本地域でのアントニウス崇敬の実態を知る上で重要な文書である。報告者は、共同編集者と共にこれを編纂し、ドイツ語訳を併記して出版した。 ④報告者は、本計画において、スーザ谷に点在する聖堂に残されるゴシック壁画の作例を網羅的に踏査した結果、本地域には多くのアントニウス立像、アントニウス伝図像サイクルが残されており、アントニウス会という枠組みを超え、一般民衆に本聖人への崇敬が伝播していることが分かった。この研究成果をもとに、論文を執筆中である。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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