研究課題/領域番号 |
17K14898
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
小林 達哉 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (30733703)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | プラズマ乱流 / 電場 / L-H遷移 / 帯状流 / 測地線音波 / 内部輸送障壁 / 水素同位体効果 / MHD揺動 / 反転磁気シア / 電場構造 / 乱流輸送 / LH遷移 / プラズマ物理 / 核融合 |
研究成果の概要 |
磁場閉じ込めプラズマにおける電場励起機構を解明するため、トーラスプラズマにおける実験研究を行った。TJ-II(スペイン、CIEMAT)、JFT-2M(日本、JAIRI(現QST))、LHD(日本、核融合科学研究所)など様々な閉じ込め磁場を持つ実験装置にて実験・データ解析を行った。TJ-II装置では、帯状流と定常電場の相互作用に関する研究を行った。JFT-2M装置では、測地線音波(振動帯状流)の励起機構に関する研究を行った。LHDでは、内部輸送障壁の形成メカニズム及びその崩壊原理に関する研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
核融合発電システムの社会実装のため、磁場閉じ込め核融合炉の開発が進められている。プラズマ物理の課題として、プラズマ輸送プロセスの定式化と、高温炉心プラズマ生成のための輸送抑制がある。このための手法として、プラズマが自発的に閉じ込めを改善する、閉じ込め遷移現象が着目されており、その制御のため背景物理機構の理解が望まれている。本研究では、閉じ込め遷移現象で核心的な役割を果たす電場の生成プロセスを明らかにしたものである。ケーススタディではあるが、様々な電場振動固有モードや、定常電場構造形成機構の実験的解明を行った。
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