研究課題/領域番号 |
17K17824
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
教育工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡本 雅子 京都大学, 高等教育研究開発推進センター, 特定講師 (50736783)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 教材開発 / プログラミング教育 / 演習 / 初学者 / 学習科学 |
研究成果の概要 |
本研究は、導入段階のプログラミング演習における「理解の促進」と「学習の動機づけの付与」の両立を目的として、学習科学的視点から演習のあり方についてその理論的枠組みを提案するとともに、学習教材やカリキュラムの開発など教育の現場に反映できる程度にまで具体化を試みるものであった。そのために、(1)効果的なプログラミング演習実施のための提案、(2)教材およびカリキュラムの開発を実施し、学校教育等におけるプログラミング演習の1つのモデルケースとして提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コンピュータプログラミングの入門教育をめぐっては、様々な研究が試みられている反面、プログラミング演習における「理解の促進」と「学習の動機づけの付与」の両立といった観点においては、ほとんど手つかずの状況にあり、また、体系化された指針も示されていなかった。本研究では、学習科学の視点からプログラミング演習の学習教材およびカリキュラムを検証し、導入過程における演習の実施形態について具体的な指針と事例を示したことにより、字義通り入門教育の実践の場で活用に資する研究として、少なからず日本の学校教育におけるプログラミング学習の効果的実施に貢献するものと研究代表者は考えている。
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