研究課題/領域番号 |
17KK0105
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
白石 貢一 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (40426284)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2021
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | ポリエチレングリコール / 免疫原性 / 抗PEG抗体 / PEG修飾 / タンパク質 / PEG化タンパク質 / PEG化 / 免疫原性低減 / たんぱく質 / 抗原性低減 / 高分子化学 / 抗体 |
研究成果の概要 |
ポリエチレングリコール(PEG)は生体親和性の高い高分子として知られ、ワクチン脂質ナノ粒子(LNP)にも用いられている。タンパク質製剤へのPEG化はタンパク質製剤の免疫原性を低減させ、安定性向上、半減期の延長など製剤としての治療効率の向上に貢献している。一方、PEGをタンパク質に付加することで、免疫原性が低いと考えられてきたPEGに対して、抗PEG抗体が産生することが知られるようになった。本研究は抗PEG抗体の産生を低減する新たなPEG化手法を見出し、PEG化タンパク質において実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ポリエチレングリコール(PEG)は生体親和性の高い高分子として知られ、タンパク質製剤へのPEG化はタンパク質製剤の免疫原性を低減させ、安定性向上、半減期の延長など製剤としての治療効率の向上に貢献している。また、PEG化はmRNAワクチン脂質ナノ粒子にも用いられている。一方、PEGをタンパク質製剤に付加することで、PEGに対する抗体産生が知られるようになり、実際、PEG化製剤において、抗PEG抗体が治療効果が低下させることが報告されている。本研究は抗PEG抗体の産生を低減する新たなPEG化手法を提案し、実践し、特許申請を行った。
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