研究課題/領域番号 |
18K02271
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
浅野 茂 山形大学, 企画部, 教授 (50432563)
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研究分担者 |
藤原 宏司 山形大学, エンロールメント・マネジメント部, 教授 (30790563)
土橋 慶章 神戸大学, 大学戦略企画本部, 主任政策研究職員 (90730664)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | プロボスト / Institutional Research / Inst. Effectiveness / 意思決定 / 大学経営 / IR / IE / Provost / Assessment |
研究成果の概要 |
本研究課題の実施期間中に発生した新型コロナウィルス感染症により様々な制限を受ける中、以下の活動を通じて、成果の発出に努めた。 (1)文献レビューによる情報の整理に加え、米国のIPEDSの公開情報を活用して作成したデータセット等に基づき、生成系AIを活用して、米国の高等教育機関におけるプロボストの配置状況等を整理した。加えて、研究協力者と連携しながら、現職のプロボスト及び経験者、IR実務者に対するインタビュー調査を実施した。 (2)これらの調査結果から得られた情報を整理し、論文、研究発表に加え、業界誌からのインタビュー調査やオンライン記事の取りまとめ、学会における課題研究への話題提供を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題においては「データ利用者」であるプロボストに焦点を当て、実際の意思決定において、データ提供者であるIR部署が提供するデータをどの程度、またどのように活用しているかといったことについて一定の解を示すことができた。しかしながら、日本の大学においては、米国におけるプロボストが有する教学面での責任者として権限、とりわけ予算や人事権は従前通り、担当理事が任命されるという構造の下、調整薬に徹している実態を示すことができた。
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