研究課題/領域番号 |
18K02529
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
山本 奈美 和歌山大学, 教育学部, 教授 (20351934)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 家庭科 / 調理実習 / 実習室管理 / 小中学校 / 安全・衛生 / 調理実習室 / 教室管理 / 授業スキル / 教室環境 |
研究成果の概要 |
小中学校における調理実習室は家庭科の授業以外でもさまざまに活用されているが、施設・設備の老朽化や不足に起因して作業効率の低下や安全・衛生上の問題が生じていた。日常的に管理業務を担っている教師は、安全で衛生的な調理に加えて、授業の効率化や児童生徒の学習効果向上のためにも調理実習室の管理は重要であると認識していたが、研修の機会はほとんどなく、必要な管理ができているか自信のない者も多かった。また、管理のための時間や予算の確保の点において、負担感や困難性を感じており、小学校よりも中学校のほうがその傾向が強かった。給湯や冷暖房をはじめとして、今日的な水準に見合った施設・設備の更新が望ましいと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
調理実習室の管理は安全で衛生的に調理を行うために重要であるだけでなく、効果的な授業を行うためにも必要な業務である。本研究においてその管理状況や管理者の意識を把握することができた。特に、施設・設備の老朽化や不足によって日常の管理だけでは補いきれない課題を有していることを示し、報告書として学校現場に還元することによって現状の課題を共有した。
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