研究課題/領域番号 |
19610007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会秩序学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
西村 春夫 東洋大学, 人間科学総合研究所, 客員研究員 (60228228)
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研究分担者 |
細井 洋子 東洋大学, 社会学部, 教授 (80073633)
鴨志田 康弘 (鴨志田 康宏) 東洋大学, 人間科学総合研究所, 客員研究員 (60408979)
冨田 信穂 常磐大学, 人間科学部, 教授 (60105062)
辰野 文理 国士館大学, 法学部, 准教授 (60285749)
平山 真里 白鴎大学, 法学部, 専任講師 (20406234)
前野 育三 大阪経済法科大学, 法学部, 教授 (60079639)
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連携研究者 |
冨田 信穂 常盤大学, 人間科学部, 教授 (60105062)
藤岡 淳子 大阪大学, 人間科学部, 教授 (10346223)
高橋 則夫 早稲田大学, 法学部, 教授 (50171509)
辰野 文理 国士舘大学, 法学部, 教授 (60285749)
宮澤 節夫 青山学院大学, 大学院・法務研究科, 教授 (60001830)
樫村 志郎 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (40114433)
前野 育三 大阪経済法科大学, 法学部, 教授 (60079639)
山本 英政 獨協大学, 法学部, 教授 (40200836)
小柳 武 常磐大学, 大学院・被害者学研究科, 客員教授 (90576216)
小長井 賀與 立教大学, コミュニティ福祉学部, 准教授 (50440194)
平山 真理 白鴎大学, 法学部, 専任講師 (20406234)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 犯罪被害者と加害者との関係秩序 / 被害者インパクトパネル / 犯罪被害者による加害者の認知 / 被害者-加害者関係の将来的展望 / 被害者視点を取り入れた教育 / 修復的正義 / 犯罪被害者調査 / 被害者-加害者関係 / 刑事司法による2次被害化 / 手続早期の調停活動 / 修復的実践 / VIPプログラム / YOPプログラム / 地域共同体 / 加害者と被害者の関係秩序 / 被害者・加害者間の新関係秩序 / 被害者・加害者パネル / 被害者の加害者観の転換 / 加害者の被害者観の転換 / victim impact panels / youth offender panels / 司法における修復的実践 / 地域共同体の復権 |
研究概要 |
本研究は(1)修復的正義の応用変化型の一つである被害者インパクトパネルの考えに依拠して、施設側と、この教育プログラムに従事する犯罪被害者側とから得られた調査票回答データを用いて我が国の刑務所、少年院で実践されている「被害者視点を取り入れた教育」の現状と課題を分析し、(2)犯罪被害者を対象に調査票により自分の相手加害者に対する認知、自分と相手加害者との関係の将来展望を探究した。この教育は始めたばかりで固まっていないから、逆説的に言えばVIP型の教育方式の方向に成長・発展する余地を含んでいると解される。被害者と加害者とのあいだを建設的関係に変容するのは容易ではないが、回答パターンのなかにその可能性の萌芽が表れていると思われる。
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