| 研究課題/領域番号 |
20H00014
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
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| 研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
今井 むつみ 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (60255601)
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| 研究分担者 |
大槻 美佳 北海道大学, 保健科学研究院, 准教授 (10372880)
生田目 美紀 京都女子大学, 家政学部, 教授 (20320624)
秋田 喜美 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (20624208)
佐治 伸郎 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授(テニュアトラック) (50725976)
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| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
44,590千円 (直接経費: 34,300千円、間接経費: 10,290千円)
2024年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2023年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2022年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2021年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2020年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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| キーワード | 言語習得 / 言語進化 / 音象徴 / 言語の類像性 / 身体性 |
| 研究開始時の研究の概要 |
子どもは乳児期から複数の感覚を脳内で対応づけ統合することができ,音象徴などの類像性が言語習得初期に重要であるという音象徴ブートストラッピング仮説(Imai & Kita, 2014)が支持されている.他方で,身体性オノマトペでも,個別言語の音韻体系に大きく制約された恣意性をもつ.このことは,身体に接地しながらどのように記号の抽象化が進み,子どもが言語習得の過程でどのように抽象的な概念を身体化していくのかという問いが重要であることを示す.この問題を解明するために,音象徴の進化の過程に焦点をあて,生物学的要因を基盤とする類像性が文化的,言語学的な要因とどのように相互作用するのかを明らかにする.
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| 研究成果の概要 |
語彙習得の問題に関して近年注目されているのが身体性と類像性の役割である.類像性とは,形式と意味の間に感じられる類似性と定義される.こうした類像性が言語習得初期に非常に重要であるという音象徴ブートストラッピング仮説は多くの研究者に支持されている. こうした背景から本研究では,対称性推論と音象徴についての研究を進めた.言語獲得期前の乳幼児であっても,対称性推論を行うのに対しチンパンジーではその推論が見られないことから言語獲得の生物学的要因を基盤として対称性推論が大きな要因となっている可能性を示した.さらに,音象徴性が聴覚障がい者においても健聴者と同様の傾向で認められるという重要な成果が得られた.
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
対称性推論や音象徴の研究成果の公開に加え,代表者今井と分担者秋田による共著『言語の本質』は一般書として,広く読まれ,本書を通じて音象徴性の意義や,言語や教育における記号接地問題についての知見を一般社会に伝えることができた.また,本書を契機にして,オノマトペへの興味関心も広く惹起するにいたり,言語学内の狭義の擬音語・擬態語ではなく人間の認知機能を語るキーワードとしての位置を確立することに寄与した.また生成系AIの隆盛に伴う社会の不安に対し,ヒトの言語活動の意味を改めて世に問うこととなった.
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