研究課題/領域番号 |
20J21638
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長戸 光 東京大学, 教育学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2022年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2021年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2020年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | エピステモロジー / 教育哲学 / 習慣 / ベルクソン / 再認 / ベルナール / 生命 / 復興教育 / 総合的な学習の時間 |
研究開始時の研究の概要 |
キケロはかつて"Vivere est cogitare(生きることは考えることである)"と述べた。教育は生命を育む営みであると同時に、認識を育む営みでもある。したがって、認識と生命は一体いかなる相互関係を為しているのかは、教育哲学の重要な問題を為している。本研究は、「あらゆる認識論に抵抗して認識の歴史を洞察する」エピステモロジーと呼ばれるフランス科学思想史の分野の研究を教育学へと拡張することで、上記の論点へ新しい視座をもたらすことを試みる。
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研究実績の概要 |
2022年度から一貫して論文化に取り組んできたベルクソンの習慣論と純粋記憶の生成論について、投稿先の学会を教育哲学会から日本教育学会へと2022年7月に変更。結果が再投稿となった。2023年2月に再々投稿となり、2023年3月に日本教育学会『教育学研究』に再々投稿を行い、査読結果待ちである。 本研究は、当初の計画を大いに外れ、査読論文がなかなか通らないという事態に3年間直面した。本研究の目的であったエピステモロジーと教育学の架橋にあたって、その架橋のための教育学の研究状況の視点が不十分であることが明らかになったのである。2022年度の論文の幾度の再投稿を通して、教育学の研究状況の渉猟を行うことで、本研究の弱点を克服することができた。特別研究員終了後の2023年度は、2024年秋からのフランス留学の準備を始める。フランスでの博士論文執筆に向けて、博士論文の執筆計画を立て、本格的なエピステモロジー研究に取り組んでいく予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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