研究課題/領域番号 |
23540430
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
岡根 哲夫 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門・量子ビーム応用研究センター, 研究主幹 (10391278)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 強相関系 / 重い電子系 / 量子臨界点 / 希土類金属 / 光電子分光 / X線吸収 / 放射光 / X線吸収磁気円二色性 / 磁気円二色性 / フェルミオロジー |
研究概要 |
重い電子系セリウム化合物におけるセリウム4f電子の遍歴→局在転移を具体的に理解することを目的として、大型放射光施設SPring-8を利用した軟X線分光実験によりセリウム化合物の磁性発現境界近傍での電子状態変化を調べる研究を展開した。CeRu2(Si,Ge)2系に対する軟X線吸収磁気円二色性測定実験では、この系が常磁性状態から磁気秩序状態に移行する際のセリウム4f電子状態の変化傾向を明らかにした。また、(Ce,Gd)Ni系に対する軟X線吸収磁気円二色性測定実験では、元素ごとの磁性状態を分離して観測し、特にCe 4f電子の磁性に特異な磁場依存性と温度依存性があることを発見した。
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