研究課題/領域番号 |
24650586
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小田 寛貴 名古屋大学, 年代測定総合研究センター, 助教 (30293690)
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研究分担者 |
山田 哲也 (財)元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (80261212)
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連携研究者 |
塚本 敏夫 (財)元興寺文化財研究所, 研究部, 総括研究員 (30241269)
加藤 丈典 名古屋屋大学, 年代測定総合研究センター, 准教授 (90293688)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 年代測定 / 青銅器 / 緑青 |
研究成果の概要 |
緑青は,青銅器に発生するさびである.これは青銅中の銅と大気中の二酸化炭素から生成されたものである.また,緑青は一旦形成されるとそれ以上新たな緑青の形成を阻止する性質をもっている.そこで,本研究では,緑青の放射性炭素年代測定の実現を目的とした基礎研究を行った.まず,緑青に含まれる炭素の抽出法を開発した.その上で,考古学的な年代の判明している青銅器に適用し,その炭素がさびの形成された当時の大気中二酸化炭素に由来するものであることを実証した.以上の成果によって,緑青の放射性炭素年代から,そのさびが形成された年代が得られ,さらに青銅器が使用された年代を求めることが可能であることを示した.
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