研究課題/領域番号 |
25750379
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 京都文教大学 |
研究代表者 |
松井 愛奈 京都文教大学, 臨床心理学部, 准教授 (40377007)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 保育環境 / 想定外 / 子ども / 遊び / 発想 / 保育者 / 対応 / 理由 / ずれ / 観察 |
研究成果の概要 |
幼児による保育環境の想定外の使い方について、日本およびニュージーランド(NZ)の保育施設における観察と質問紙調査により検討した。想定外の使い方により本来の想定との「ずれ」が生じ、視覚的刺激となって遊びが浮き彫りとなること、子どもの発想力を軸としながら、「物とかかわる経験」「創意工夫」「おもしろさ」「遊びの広がり」「遊びの盛り上がり」「園の遊び文化として定着する可能性」が生まれることが見出された。 子どもの発想の尊重と安全管理への責任など、保育者はときに迷い葛藤を抱きつつ、想定外の使い方を認めるか否かを判断し対応していた。また、日本よりNZの方が想定外の使い方に寛容であることも示唆された。
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