研究課題/領域番号 |
25860944
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
池谷 茂樹 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (40436936)
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研究分担者 |
戸倉 新樹 浜松医科大学, 医学部, 教授 (00172156)
坂部 純一 浜松医科大学, 医学部, 特任助教 (30631494)
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研究協力者 |
高橋 慶人 株式会社カネボウ化粧品, 主任研究員
行 卓男 株式会社カネボウ化粧品, 研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | フィラグリン / 天然保湿因子 / アトピー性皮膚炎 / 皮膚バリア / 接触性皮膚炎 / 皮膚バリア機能 / 表皮バリア |
研究成果の概要 |
我々はフィラグリンモノマーを表皮に過剰に発現するトランスジェニックマウス(FLG-TGマウス)を作成した。FLG-TGマウスでは、有意に経表皮水分喪失量(TEWL)は低下し、低分子量色素(Lucifer yellow)の角層透過性が阻害されていた。したがってFLG-TGマウスでは皮膚バリア機能が亢進している可能性が示唆された。一方角質水分量は若干減弱しており、NMFが過剰に産生されているかについては、フィラグリン分解に関与する酵素活性測定を含めた判断が必要であると考えた。今後の課題として、皮膚バリア機能の亢進が経皮的な免疫応答に与える影響を検討していく。
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