研究課題
挑戦的萌芽研究
胚発生の過程で神経堤から遊走した神経堤由来細胞の一部は、成長後も幹細胞の性質を維持し体内に潜伏することから、再生医療の新しい細胞ソースとして期待されている。本研究では、神経堤由来細胞をGFPで標識できる遺伝子改変成体マウスを用い、毛包の毛乳頭とバルジ領域に神経堤由来細胞が局在するのを明らかにした。毛包から採取した細胞はFGF含有培地によりGFP陽性細胞が選択的に増殖し、間葉系幹細胞マーカーの発現も上昇した。一方、BMP含有の誘導培地によって骨芽細胞様細胞へと分化した。低侵襲で容易に採取できる毛包の神経堤由来細胞は、骨組織再生の有効な細胞ソースとなり得ることが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (19件) (うち国際共著 4件、 査読あり 18件、 謝辞記載あり 14件、 オープンアクセス 9件) 学会発表 (47件) (うち国際学会 5件、 招待講演 4件) 備考 (1件)
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