研究課題/領域番号 |
26870548
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
社会福祉学
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
宇野 耕司 目白大学, 人間学部, 専任講師 (60707735)
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研究協力者 |
増田 恵美子
伊藤 孝子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 0歳児 / 親 / 仲間 / 育児不安 / 虐待予防 / 子育て支援 / プログラム / プログラム評価 |
研究成果の概要 |
私たちは,生後2~3か月の赤ちゃんを初めて持つ母親が参加できる「新米ママと赤ちゃんの会」プログラムの開発と評価を行いました。このプログラムに参加することで,親として成長する力を高め,人とつながる力を高め,子育てコミュニティ感を高め,精神的健康度を高め,自主サークルを作れることが示唆されました。このように,科学的な手続きによって効果があることが示唆されたプログラムです。2019年3月現在,東京都の2市で実践が続けられています。また,ファシリテーター養成も試行的に取り組まれています。今後,他の市でも実施と普及が求められます。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は,① 養育者支援プログラムが科学的な手続きによって評価が可能かどうかを明らかにしたこと,② 試行的評価などを行ったことで,プログラムの効果やプログラムの手続きなどを説明するプログラム理論を明確にしたこと,③ 実施者養成プログラムを開発したことで,効果が示唆される養育者支援プログラムを実施,普及する体制の一部を構築し,プログラムの形成評価を行うための評価基盤を構築できたこと,である。 社会的意義は,生後2~3か月児を初めて持つ母親を対象とした養育者支援プログラムを開発評価し,養育者支援プログラムの実施と普及に関する知見を得たことである。
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