研究課題/領域番号 |
15K03360
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
桑原 史郎 兵庫県立大学, 国際商経学部, 准教授 (20451685)
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研究分担者 |
堀 勝彦 琉球大学, 国際地域創造学部, 准教授 (50635018)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 経済成長理論 / 複数均衡 / 局所不安定性 / イノベーション / 人的資本蓄積 / 内生的経済成長理論 / 人的資本・労働 / 動学分析 / 研究開発 / 技術革新 / 貧困の罠 / 非決定性 / Endogenous Growth Theory / Human Capital / 複数定常状態 |
研究成果の概要 |
財政援助のお陰で,コンピュータ機材・英文校正・モバイルワイファイ等に支出が可能となり,完成したJournal of EconomicsやEconomic Modelling等に掲載された3本の査読付き論文を含めて,人的資本蓄積・知識資本蓄積と複数均衡を巡る多くの研究を平行して進展させる事が出来た。現在,2本がほぼ完成,更に進展している研究が数本あり,補助機関が終了しても引き続き研究を進める予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
前回の助成対象の研究である成長・非成長の先進国と途上国の二極化が資本蓄積から研究開発への成長エンジンの移行を主目的に分析したが,更に発展させて研究開発や人的資本を伴う先進国型の成長エンジンがある中で,先進国も低迷に陥る状況を分析した。世界は既に定常的な安定的な成長経路が必ずしも自明ではなく,複数均衡に伴う低迷や非線形の成長経路などヨリ複雑な動学パターンの解明が必要とされてきたのである。これらの課題を何本かの完成した論文と完成しつつある論文で説明する事が出来た。これにより経済政策などの思考の枠組みの一つをささやかながら提示することができたのではないかと思っている。
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