研究課題/領域番号 |
24360387
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
廣岡 慶彦 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 教授 (60311213)
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研究分担者 |
芦川 直子 自然科学研究機構, 核融合科学研究所ヘリカル研究部, 助教 (00353441)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2012年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | プラズマー壁相互作用 / プラズマ対向機器 / 水素リサイクリング / 液体金属 / リチウム / 磁場閉じ込め核融合炉 / ダイバーター / ヘリウムリサイクリング / 粒子制御 / 磁気閉じ込め核融合炉 / 溶融リチウム / プラズマ-壁相互作用 / 壁リサイクリング / 周辺プラズマ |
研究成果の概要 |
リチウム温度が融点に達すると水素リサイクリングが顕著に減少する事が観測された。これは、打ち込み深さ付近で水素が飽和してリチウム水素化物(LiH)が析出し、液体中を高速拡散した結果、実効的に飽和状態が解消されるためプラズマ対向面からのリサイクリング減少したものと説明できる。また、水素リサイクリングが飽和した段階で液体を撹拌するとリサイクリングが更に減少することが分かった。これらの結果から、液体金属リチウムをプラズマ対向面材料として用いる場合、一旦、水素飽和した表面であっても強制流動させると粒子リサイクリング制御機能が復活する事が期待される。
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